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マイナー腐女子文字ぼやき

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年相応の一般人っぽくなりたいオタクのもがきまとめ ―外見編ー

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こんにちは。ななしちゃんです。久々に文章を書きました。

 

年が明けて考えたことは「今の自分、人生大丈夫だろうか?」という鬱蒼とした思いでした。マフラーを外し、春めいた気配(ほぼ花粉症の前兆)が漂い始め、来る社会人3年目が恐ろしく、不安も増加。不安は新生物の様に全身に分裂し、肌は荒れ、心も栄養不足な季節。

 

さて。笑い声混じるラジオを撮った翌日、精神の病欠で出勤を拒み、大泣きする大変な社会人をしています。将来が死ぬほど不安。コロナのせいもあるかと思いますが。というか、客観的に見た私は、大丈夫だろうかと背中に駆ける危機感。ポジティブな言葉で言えば、「ちょっと変わりたい」の気持ち。

 

長々しい前書きは置いておいて、不安の中手探りで最近やったことを纏めてみました。
年相応の一般女性に成りたい。ささやかで曖昧な願望の果て、なにを得たのか。言うて、何も得られなくても何かしたことが大事ですよ。と、そんな言葉は他人宛てなら言えるのですが、自分にはなかなか向かないものですね。

 

 

 

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実はこれだけで記事を書こうと思っていて、画像を用意していたのでした。



①下着を新調した。

 下着の消費期限は一年だからしいですね。去年は、どうせ大した胸囲ではないと高をくくって無印の綿100の下着を愛用しておりました。ノンワイヤーが好きです。
ですが。意を決し、平日に有給を取りアンフィさんに突撃。

アンフィはワコールの系列店ですね。繊細で可愛らしいデザインが多いです。

www.amphi.jp

平日の閑散とした店内に、「これも頂きましょう」とどんどん下着を買いまくる女は、さながら貧民街の子供たちに身につけていた装飾品を放り投げる王族の若者の様でした。そうして、気が付いたら3万円ほど購入しました。ブラ3枚、ブラと同じデザインのショーツ3枚、肌着5枚ほど。それから、下着手洗い用の洗剤一つ。
「わぁ、洗剤もですか。偉いですねぇ」と店員さん。「ええ、ええ!そうですとも。わたくし、下着を今度こそ愛でて長持ちさせてみせますともッ!」と、内心高笑い。

 

驚異的なことは、きちんとサイズを測っていただいた結果です。「きちんと自分の体と向き合うのだッ」という気持ちを床に叩き落とす様に、「ななしさんのサイズは範囲外ですね」と告げられました。
アンダーバスト、ご存じですか? 胸の下の胴回りのことですが、きつく測ってもらっても最小サイズ以下でした。本当に合う下着は用意されていないのでした。ちょっと困りました。恐らく骨格ウェーブのせいかなと思います。前々から分かっていましたが、そんな体が薄いのかと衝撃です。足は大根なのに、不便ですね、骨格ウェーブ。

 

新しい下着で生活を送ると、どうなるのかといえば、まず背筋が伸びました。きちんと胸は支えられるし、ぐっと姿勢を保った方が下着も嬉しかろう?という気持ちです。ドヤ顔。なんか、強そうな受けちゃんの態度みたいですね。自信が溢れんばかりの受け、最高。


ていうか、可愛らしいきちんとしたものを付けている女ですもの。堂々としてやりましょう、という気持ちが湧いたのでした。下着の新調、結構自信が付きますねぇ。

②服の断捨離。

次は服です。一人暮らしのワンルームで、小さいクローゼットしか持っていないので、定期的に服は見直す対象です。


これは、全く持って個人的な夢の話ですが、大学時代の夢は「都内で一人暮らしをして、ジルスチュアートのお洋服を着たい!」と言うものでした。ひょんなところから、叶ってしまったので、次は「結婚したい!子供は持たない!ていうか分かりあえて助け合える人生のパートナーが欲しい!」と言った感じでしょうか。どんどん希望は口に出しましょう。強引に舵を切る為です。

 

で、ジルスチュアートの服も一枚処分しました。今回の断捨離で対象になった服は、大学時代のなごりのある服や、リボンやレース、ピンクといった甘さの排除でした。
「良い歳だし、それらは卒業をしようという」より、「甘さを身にまとうような内面ではなくなってしまった」という思いが最近産まれたのです。内面と外面の乖離は、自分でも居心地悪く、出勤前「これは気分じゃない」と脱いで他を探す作業が増えました。


毎回同じ服で登場するスティーブ・ジョブズが例にあげられることが相当多いですが、服を毎日選択するのも、意外と疲れるのですね。私は、服をワンパターンに決めるまではしたくはないけれど、枚数は減らしていこうと思います。

 

さて、断捨離した服の対象は、上記の今の気分に合わないものも大半ですが、残りはいい思い出がない服です。
例えば、新卒の歓迎会で着ていった紺のワンピース。実は高校時代からのもので、これを着れば全員が褒めてくれるという一級品(でも、earthのセール品でした)です。
歓迎会で下品に酔った男性社員に「お前は全然だめだよ!」と怒鳴られ、その人は、過去、自分の上司の上司でした。そのせいか、誰も止めてくれず、人のいない帰りの電車で大泣きした記憶です。要りませんね。あれだけ似合うねと言われたものですが、強烈な悪い記憶に塗り替えられ、もう嫌でした。


あと、もう一つ。一年前に片思いしていた男性に合わせた服。その日の帰りに、フラれ、つまり最後にデートした日の服です。
前日になっても、どこで会うか・何時にあつまるかも決まらず(彼から誘ったのに、今でも腸が煮えくり返る)、それでいて嫌われたくなかったのか「彼の隣に立ちそうな女の服」を怒りながら一式購入しました。馬鹿馬鹿しいですね。怒っていたのに、忖度した。自分を安売りしました。

クローゼットで冷静に眺めてみると、私はこういう服を着た女が嫌いでした。体のラインを隠し、袖が妙に長く、優しい色しか使わない準パジャマみたいな服。
(服は個人の好みで、自由なものです。これで傷ついてしまったらごめんなさい。個人の意見ですから、何を着ても大丈夫)


私には、「ほっこり」みたいな言葉が死ぬほど似合いません。緊張感とプライドを身にまといたい。ゴミ袋行きに躊躇はありませんでした。「他人に寄りそう」とは綺麗な言葉で、自分の意思を殺し、相手に迎合する。上手くいく訳ないですね、自分に嘘ついていますから。次、誰かとデートする機会があれば、黒赤金のプライドトリコロールで出向きますね。

③鞄を買い替えた。


 ずっと望んでいたことでした。

私は長年、雑誌の付録の鞄(小さめリュック)を使用していて、早く新しいものが欲しくて堪りませんでした。なんだか薄い素材で安っぽいなぁと感じていて、初めは「可愛い!」と思って買っていたのに関わらず、段々きちんとしたものを持ちたいと意識しました。


買ったのは、チャールズアンドキースの鞄です。ご存知でしょうか?チャールズアンドキースさん。

charleskeith.jp

洗練されている高そうに見えるデザインなのに、「ゼロ一つ足りないのでは?」という価格です。ここの靴が大好きです。品が良いものが多いんですよ。おすすめです。


丁度、年明けのセールの時期だったので、ゾゾタウンで随分鞄を毎日見ていました。でも、不安があったのでいつものお店に。
服と同じですが、いつもは選ぶであろう可愛いものは今回選びませんでした。
(以前、ベルベットリボンが付いたものを購入していましたが)


シンプルで容量が入るもの。今、求めているものはそれでした。年齢と共に、欲しいイメージも変わってきますね。鞄を変えた今は、鞄から出る財布も気になってきました。流石に、財布も購入すると、月の家計簿が暴れそうになるので、来月に持ち越しです。どれを買うか考える時間も楽しい。

 

ここまでは、主に外見の話でした。次回は、内面に寄り添ったものを書こうと思います。ここまで、読んでくださりありがとうございます。
では、また!