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マイナー腐女子文字ぼやき

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【マシュマロ返信】アンソロの主催の反応にやきもきした時は?/ななしが作るアンソロ観

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 こんにちは。ななしちゃんです。マシュマロ、ありがとうございました。
お返事が遅れて、本当に申し訳ないです。考えてまとめるのに時間がかかりました。

 

 まず、初めに、温かい言葉をありがとうございます。人に幸せを願ってもらえるとはあまり思ったことがないので(おそらく子供のころの親から言われた言葉とかのせいかな、と最近は思え返していますが)「なんか意外だな」とかなり驚いていました。私自身は、人の幸福を願うというよりも、己のやりたいことしか見えていない気もするので、やはり根本は他人に興味がない気がしてなりません。こういう人間だと、恋人ができないんですよね……。ぼやきはさておき、質問に参りましょう。

 

 

 

 さて、今回はアンソロの話でした。

アンソロ、素敵な響き!いろいろな自CPが読める!と思えるだけではないのが、悩ましいところですね。同じCP、同じ本に収録、ものによっては同じお題(○○パロアンソロとか)。人が多いほど、比較や対応の違い等生まれて、絶対やきもきすることは増えます。

 

結論:リベンジの余地あり

 結論から申し上げますと、「まだそのタイミングじゃないかも!リベンジを待って!」です。今回は、私は、主催の立場で考えてみます。アンソロの主催者の経験はないのですが、大学のサークルでは編集担当者。特に秋の文化祭を、イベントだとすれば、似たような心情を語れるかと思いました。

 まず、主催として、最も大事なことは何かなと思うと、「無事にアンソロを発行して、イベント当日に間に合わせること」だと思います。

 

反応が欲しかったのは当然のこと


 たしかに、書き手からすると、作品を仕上げてもそれをTwitterに挙げて、人から反応や感想をすぐ貰うことができない状況で、「私の原稿大丈夫かな、面白いかな、萌えるかな」と気になりますね。それは当然の思いだと思います。それくらい自CPのアンソロのために、気合が入って仕上げた証拠ですよ。一生懸命だからこそ、自分が届けたものへの答えや反応が欲しくなるものだと思います。「どうでもいいや」の気持ちだと、反応もどんなものでもいいやとなると思います。頑張ったんだなぁと、マシュマロを読んで感じました。

 

主催側、暴れる

 

 ですが!!!!おそらく主催はそこまで気は回ってないかも……。
特に、きちんとマシュマロ主さんが原稿を期日以内に出しているならば、「よし、○○さんは来たぞ。あとは、あの人とあの人……。間に合うかなぁ」と思っているかもしれません。
決まった日取り通りに、作業を進め、無事完成させ、当日を迎える必要がある為、主催はいっぱいいっぱいかも。作業が遅れて、皆の原稿がおじゃんになったら、それが一番最悪なことかと思います。
とにかく、期限までに完遂させること。それが編集時に、私が一番気にしていたことでした。皆の作品が、自分次第でどうにでもなるという責任が編集する者にはあるのです。「自CPアンソロ!?買う!」という読みたい側にアンソロを届けるのも、編集の責任です。

 

というか、身もふたもないことを言うと、「きちんと原稿を完成させて、期限までに出すことができる人」というのは優秀なのにも関わらず、話題に上がることが少ないなぁと私はいつも思ってしまいます。仕事もそうだというか……。
むしろ、「期限を守らない、連絡もしない問題児」の方に気を取られることが多いんですね。「あの人、連絡も来ないし、当然原稿も出さない!なんなんだよ!」と主催がキレている可能性は否めません。こういうまじめな人があまり注目されない世界、いやだなぁと常々。「やることを決まった通りに完遂させている人」にスポットライトがもっと当たってもいいのに。ごめんなさい、話が逸れました。

 

余裕のあるタイミングでリベンジしてみる

 

 では、マシュマロ主さんには「仕方がない」というだけなのか、と聞かれれば、「いや、本が手元に物理的に届いてから、またはイベント終了後を狙って!」とお答えします。今は、忙しいかもしれませんが、無事発行されたのなら、多少心に余裕ができて、主催と書き手一人ひとりが互いに向き合う時間が作れるのではないか。そう考えます。
 その時に、こっそりDMでも送ってみましょう。二人だけの空間の方がよいと思います。他のフォロワーさんの見えるところでリプライするのは、お勧めしないかな。それを「同じCP界隈で、主催に滅茶苦茶あの人褒められている、私はただの数合わせなのかなぁ」と思いがちではないかと。


 二人しか見えないところで、主さんに「最高でした!」以外の言葉を綴ってみるのはいかがでしょうか。主催の人のこだわりを見つけて、声をかけてみる。私だったら、表紙も色鮮やかに出ているとか、アンソロって結構豪華な装丁が多いので、こういう仕様がかわいいですねとか、まず、自分から差し出してみる。


 やっぱり、人の気持ちを動かすには、素直に気持ちを伝えるのがいいと思っています。このアンソロに参加できて嬉しかったし、不安もあったけれど、一冊になっていて感動したとか伝えてみれば、相手も返してくれるのでは……?


 それでも、言葉が出てこない人なら、私は「この人、日本語あまりうまくないのかも」に留めて、「自CPのアンソロの参加者になったぞ!」と一人で大騒ぎしますね。

 

 最終的には、「相手が自分の望む反応をくれないと嫌」という気持ちは、自己満足から遠のいて、他者中心になってしまうと思います。結局、望むものは自分で書き、自分で満足できれば、他者評価とかどうでもよくなるのですが、そう簡単にいかないですね。人間って社会的な生き物ですもの。評価、欲しくなりますもの。人間なら当然の感情です。頑張ったのなら、相応のものが帰ってきてほしいんです。私も「欲張りかな」と思いつつも、やきもきした夜を一人過ごすことが多いです。

 

ななし主催のアンソロ

 

 最後に、「私ならどんなアンソロで、参加者さんにどんな対応をとるか」ということに触れておきますね。


私は、万年壁打ち引きこもり同人女なので、おそらくアンソロの主催になることはないのですが(一人アンソロならありえそう。自分でいろいろな自CPを書くみたいな)、やるとしたら、「参加者の個性をつぶさない、自CPのあらゆる良さに着眼したアンソロ」を作りたいです。人の数だけ自CPはあって良いし、それぞれの「○○さんのAB」におそらく人気の差こそあれ賛同者はいます。
 ただ、同時に「主催の人と傾向が違うから、私は自CPアンソロに誘われない」って、よくあることだろうな、と思ったりもします。

 

 それで、作るとしたら、書き手が「私はABのこういうところが好きで、こういう風な二人を書きたいのですが……」て「私の自CP」を語るおまけ本とか会場限定でつけたいな~と思ったり。「人のAB解釈が読みたい!!!!」と思いがちなので。

 

 対応として、「好きに書いていいですよ」と声かけすると思います。で、苦手なABはどうするの、となりますね。そこで、前述の「私のAB解釈本」の登場です。「へぇ、こういう解釈だから、そういう描写になるんだ」という他者理解が為になる。それで、「許せない、私とは違う原作読んでいる!」と怒る場合は、「私ったら、本当にABをマジで愛しちゃってんな」の気持ちで抑えます。他の解釈が間違っているということはありません。間違っていると思う時は、「俺の自CPパワー」で界隈を染め上げていきましょう。黙って作品を作り上げるのみです。界隈の覇者を目指して、パソコンに向かい続けます。

 

 おそらく、主さんのような場面では「原稿、日程通りに本当ありがとうございます!優秀ですよ~!無事完成させるんで、感想はお待ちください~!イベント終了後、めっちゃ語っていいですか!?」と連絡すると思います。主催に限らず、参加者もみんな忙しい中、原稿を書いているので、そこは尊重していきたいところです。

 

 

 ……以上、マシュマロの回答でした。


満足いただけるかは分からないのですが、「反応が欲しいのは、その原稿を頑張った証拠!リベンジの機会あり!」というのが伝われば……良いのですが……。どうでしょう……???


最後にもう一度、マシュマロ送ってくれてありがとうございます。またラジオを更新しますね~!仕事も精を出していきます!